今まで出したサンゾロ本です
2022 「王子と奴隷」ある国の第三王子と、そこに専属として連れてこられた奴隷。少年期に出会った二人が大人になり…という好き勝手な世界観で書いたお話です。R18。
このお話は少年期と大人期に分かれてますが執着心を爆裂させるあまり思ってもいなかった賭けに乗るゾです。第三者が矢印出してくるのは本来苦手なのですが、その苦手ギリギリラインを自分で書いてコントロールしました笑。これは超絶ハピエン話であり、ド攻めな受けであるゾのセリフ「抱かねえと斬る」をお褒めのご感想いただいてとっっっても嬉しかったです!!!!!!!!!
2023「青緑綴り」PixivやTwitterなどで投稿した細かいSSをまとめた再録集。文庫で作りたかったのが叶いました。
2024「天の川渡り」R18。おっさンジ×大学生ゾの歳の差現パロ。みんな大好きおっさンジですよね!歳の差も初めて煎じさせていただきました。はっきりってめちゃくちゃ書くの楽しかったです。
2024年の真ん中BDで書いた「果てしなく星は巡る」が現時点でシリーズ最新話となりますが、これは本には収録されてないです。突発的に書きたくなったらまた書くかも……。
2024「秘花―セルフアンソロジー―」これは、ゾの片恋サンゾロのSSをまとめたセルフアンソロジーとして発行しました。書き下ろし三編、既出三編。バッドエンドは好みではないのですが、ゾの片恋は無性に書きたくなるのですよねえ。すべてゾ視点です。表題作「秘花」は滾ってしまってサンジ視点のanotherストーリーを追加で書いてしまいました(本には収録されていません)原作においては考えられないゾの儚いところ、柔らかいところにとても惹かれるものがあります。お話の外ではいずれ両想いになるのかも知れないと思いながら書きました。これも楽しかったー!
2024「Absolutio」中世パロのサンゾロ。タイトルはラテン語で『赦し・罪からの解放』です
名家に生まれた三男のサですが、実家で疎まれ投げやりな放蕩生活を送っているところに刀鍛冶であるゾに出会って、光を見つけてゆくお話です。ベースになったネタがいくつか組み合わさっていますが、古典って本当によくできた地獄だなあと常々思います。あ、これはもちろんハピエンのお話です!やさぐれサ×清廉なゾを書くのも好きかもしれない。中編を書くのは本当にしんどいですが、書き終わったときの達成感が忘れられないでまた書いてしまうんですよね……。
紙の本をあれこれ考えるのは本当に楽しいので、機会があれば、また本を出したいです!読んでくださった方々、本当にありがとうございます。本は、購入してくださる人がいるからこそ発行することができます。本当に感謝です!